SPECIAL INTERVIEW金子 貴俊さん
話題の人
イクメンでお料理ブログが人気!
俳優・金子貴俊流のお家生活の楽しみ方を伺いました。
- 目次
自粛生活をきっかけにYouTube制作!!
ステイホーム期間はどのように過ごしてきましたか?
緊急事態宣言が出て以降、とにかく家の中で過ごしていました。今までにあり得なかったことが突然起こって、この先どこまで状況が悪化してくのか、仕事はどうなってしまうのか、分からないことだらけでした。最初のうちは不安もありましたが、だからといって、何もせずに過ごすわけにはいかないし、我が家には小学生の子どもが2人いるので、自粛生活の中でも家族でどう楽しむか、今できることを模索しながらいろいろとチャレンジしました。
具体的にはどんなことですか?
実は僕、YouTubeを始めたんですよ。フードアナリスト3級の免許を持っているので、料理動画やベランピング(ベランダでアウトドア気分を楽しむこと)など僕が楽しいと思うこと、家族が喜ぶことをアップしています。子供たちは率先して手伝ってくれます!小学6年生になる息子はノリノリで、撮影中カメラの横から「パパ、もっと笑顔!」とか言ってきて、まるでプロデューサー気分(笑)。今の子どもたちはみんなYouTubeが大好きじゃないですか。だから「パパがYouTuberになった!?」という感覚のようで、すごくうれしかったみたいです。テレビで僕を見る時よりもずっと興奮していましたね。YouTubeは僕にとって新たなチャレンジの場になり、子どもたちにとって遊びの場となりました。親子のコミュニケーションも増えて、結果的にいい時間の使い方ができたんじゃないかなと思っています。
特に思い出に残っていることはありますか?
YouTubeで生配信した「ピンポン玉チャレンジ」。ピンポン玉を鍋にバウンドさせて最後にグラスで入れるというものなんですが、最高で鍋7つまでチャレンジして成功した時には家族みんなが、「ワーッ」って声をあげて盛り上がりました。この時の気持ちを例えて言うなら、山登りに行って苦労して頂上に着いた時の達成感とか、目の前に広がる絶景を見た時の感動に似ているかな。家の中でもこういう感情って味わえるんだって改めて思いました。それ以降、テレビなどを参考に家族でいろいろなことにチャレンジしてみました。アイデアを考える僕は大変でしたが、家族はとても楽しんでくれました。
新型コロナウイルス対策は?
できるだけ人が多く集まるところを避けるため、スーパーに行くのは10日に1回にしていました。一度にある程度まとめ買いをして、冷凍保存を駆使しながら食材をやりくりするんです。そもそも、家族4人が一日中家にいるので、食事面では妻は本当に大変だったと思います。だから代えましたよね。とにかく、夫婦でアイデアを出し合い、限られた食材でいかに栄養バランスよく、おいしいご飯が作れるか試行錯誤の毎日。これもまた、チャレンジの連続でしたね。あとは、運動不足にならないよう家族4人でハンドクラップやバーピートレーニングをやっています。けっこうハードですが、僕は持久力があるので子どもたちには負けませんよ。
夢は古民家暮らしと野菜作り
今、夢中になっていることはありますか?
自粛生活で時間ができた時は、韓国ドラマにハマってしまいました。最近話題のものから少し前の作品まで、相当な数のドラマを見尽くしましたね。今の僕のこの髪型もその影響です。韓国ドラマは、現実じみたところ、泥くさいところ、人が一生懸命もがいて生きているところが魅力。日本のドラマは、つい仕事の延長で見てしまうのですが、韓国をはじめ海外のドラマはいろいろな事を考えず、一視聴者として純粋に楽しめるんです。ここ数カ月、韓国ドラマでどれだけ号泣したか分かりません。
かつて「冬ソナ」ブームに沸いた奥様方の気持ちが今すごくよく分かりますね。
今後チャレンジしてみたいことは?
古民家生活に憧れています。人里離れたところにある古民家を自分好みに改装して、そこで暮らせたらいいなって。今、家で小さな家庭菜園をやっていますが、田舎の大きな畑で野菜作りをするのも僕の夢。どんな生活ができるか妄想を膨らませながら、古民家を取り上げた番組やYouTubeをよく見ています。そうは言っても家族がいるので、実際に今すぐ田舎の古民家に引っ越すことは難しいので、仕事を通してそういう経験ができたらいいなと思いますね。これまで、世界のいろいろなところを見てきましたが、やっぱり僕は日本の自然が大好き!それをたくさんの人に伝えることで、地方を盛り上げる活動につながっていけば最高ですね。
-
金子貴俊(かねこたかとし)
1978年1月17日 東京都出身。
-
作品情報
映画『ウォーターボーイズ』(2001)で注目を浴び、数多くのドラマや映画、舞台にも出演。
その他、情報番組のMCや語学・教育番組にも出演し自然環境番組やバラエティーでは世界45カ国以上を訪れるなどマルチに活動中。趣味は料理、カメラ、登山、釣りのほか、家族でキャンプに出かけるなどアウトドアが中心。よき父親ぶりも人気を集め「たかパパ」の愛称でパパタレントとしてイベントや講演会でも活躍中。
https://ameblo.jp/kaneko-takatoshi/