7月12日(月)~7月16日(金)
高嶋ひでたけ元気の現場
7月12日(月):マンモス学校
本日の「元気の現場」は「マンモス学校」のお話。高嶋さんが中学生の頃は戦後すぐで、学校がたくさんあるわけではなかったため、1クラス50人〜60人で15組~16組あり、1学年となると800〜900人が当たり前でした。高嶋さんの通っていた横須賀市立坂本中学校は旧兵舎だったので、高嶋さんが通う少し前まで兵隊さんがそこで生活していたそうです。生徒の数が多かったため、悪ガキが喧嘩するとすごい騒ぎになり、先生たちも柔剣道の心得があるような屈強な男の人が多かったそうです。中には教室に入ってくるなり喉が乾いてしょうがないと水かのようにお酒を1合ほど飲む先生もいたと話す高嶋さんでした。
7月13日(火):日焼け
本日の「元気の現場」は、「日焼け」のお話。横須賀育ちの高嶋さんは夏というと朝早くから夕方近くまで海にいることが多く、当然のことながら日に焼けて、顔も体も真っ黒が当たり前。日焼けにより皮膚の細胞膜が傷つけられ、強い光を浴び続けたせいで皮膚の弾力性が失われ、シミ・シワ・イボが目立つそうです。これが光老化といわれる現象で、皮膚がんの発症因子と考えられています。がんの罹患率調査によると日本人では人口10万人当たり約10人、米国の白人は232人、黒人は3.4人、オーストラリアの白人は800人と報告されています。このためオーストラリアでは子供にも日焼け対策がされています。オーストラリアで日焼け対策というと“5S”という言葉があります。これは家庭や学校でよく耳にする言葉で、Slip(シャツを着なさい),Slop(日焼け止めを塗りなさい),Slap(帽子をかぶりなさい),Seek(日陰に入りなさい),Slide(サングラスをかけなさい)の5つのSから構成されていてとにかく肌を太陽にさらさないという教育が徹底されていると話す高島さんでした。
7月14日(水):アイスクリーム
本日の「元気の現場」は、「アイスクリーム」のお話。7月中旬にもなると、蒸し暑い日本の夏ではアイスクリームが売れると思われがちですが、いわゆる乳脂肪分の高いアイスクリームがよく売れるのは22〜23℃ぐらいで、それ以上気温が高くなるとガリガリ君のような氷菓やシャーベットが顕著によく売れるようになり、気温30℃を超えるとかき氷の出番になります。アイスクリームは暖房の効いた部屋で冬でも売れますが、かき氷には冬の出番がありません。最近の傾向として、新型コロナウィルスの自粛で、全国各地からお取り寄せアイスやかき氷が売れているそうです。かき氷といえば、有名なのが鹿児島天文館の「しろくま」。削りたてのふわふわした真っ白な氷に練乳をかけ、その上にフルーツや小豆をトッピングしたかき氷です。レーズンや小豆をトッピングしたのが白熊の顔に見えたため“しろくま”と名付けられたと話す高嶋さんでした。
7月15日(木):車愛
本日の「元気の現場」は、「車愛」のお話。若い人と話していると免許なんて要らないという人や、車なんて持ちたくないという人が多く、荷物を運ぶ時は“カーシェア”で十分、車に愛着のない人が増えています。そんな中で高嶋さんが感動したのは、いい年になってから気に入った車をずっと乗り続けるということこそオシャレだ、という時代になっていることです。カーポリマーやカーコーティングなど何万円もするようですが、5,6年に1度するだけでもボディーをピカピカにすることができます。車に対して、モノに対して愛情を込めてそれを大切にして長持ちさせるということは悪いことではありません。車への考え方は、合理的に考える若者と、まだまだこだわる中高年とで二手に分かれていますが、私はやっぱり愛着を感じる方ですと話す高嶋さんでした。
7月16日(金):親子代々医者家系
本日の「元気の現場」は、ドクター浅野が出演。今回は「親子代々医者家系」の話。日本の町の開業医の医師は、親が医者でそれを継いでいるということが多くあります。これはアメリカでも言えることだそうで、曾祖父から医学部のプロフェッサーで自分もプロフェッサーということが結構あるそうです。町の代々続く医者家系というのは、大学病院の先生以上に大事にされていて、ファミリードクターというのは一定の地域にずっと住んでいれば、かかりつけ医とその患者さんとでずっとその町で社会を形成しているということになります。自分の祖父、父、息子も知っているとなると、その流れで体質やいろんなことを全部町の先生が把握しているということを教えてくました。
次回は7/19(月)~7/23(金)の番組内容をまとめてお伝えします。