8月2日(月)~8月6日(金)

高嶋ひでたけ元気の現場

         

8月2日(月):緊張汗(きんちょうかん)

本日の「元気の現場」は「緊張汗(きんちょうかん)」のお話。オリンピックなどスポーツを観戦をしていると手に汗握る熱戦というものがあります。手に汗握るときに感じる汗というのは結構気持ち悪い汗で「緊張汗」といわれるものです。汗は通常体温調節のためにかく「温熱性発汗」が多いですが、ストレスの多い現代では緊張汗をかく機会も増えています。普通の温熱性発汗は、体温や皮膚温などの温度情報と、動いているときの筋肉からの情報を脳の体温調節中枢がキャッチして、汗を出すよう指令を出すことで発汗します。緊張性の汗は、精神的な変化に応じて出る汗で、手のひらや足の裏、脇などの限られた部位で発汗が起こります。温熱性の汗は99%が水分のため、汗の匂いはしませんが、緊張汗はタンパクやミネラルを含む血漿成分なため匂いが強くなります。運動時にかく汗は温熱性ですが、汗や皮膚の汚れを餌にした細菌が作り出した匂いのため臭いそうですと話す高嶋さんでした。


         

8月3日(火):クラフトビール

本日の「元気の現場」は、「クラフトビール」のお話。夏といったらなんと言っても喉越し潤う、あのビール。最近では酒屋やコンビニでクラフトビールを見かける機会も多いです。日本ビアジャーナリスト協会によると、クラフトビールは独立系の小規模なビール製造所が作ったもので、伝統的なビールということだそうです。クラフトビールは元々アメリカで人気だったものが、2011年頃日本にもその人気が波及してきたもので、職人さんが材料を厳選して手間暇かけて美味しく作ったビールをクラフトビールと呼ぶようになりました。クラフトビールを選ぶ時、判断の一つがビールスタイル。原材料や製造方法によって分類されており、それぞれに特徴があります。定番ビールスタイルの8つと呼ばれるのは、“ピルスナー”、“ペールエール”、“フルーツビール”、“ヴァイツェン”、“インディア・ペールエール”、“ポーター”、“スタウト”、“ケルシュピルスナー”です。自分にはあまりわかりませんが、人によってはとても味わい深いものらしいと話す高島さんでした。


         

8月4日(水):朝顔バブル

本日の「元気の現場」は、「朝顔バブル」のお話。朝顔は、奈良時代に中国から渡ってきたもので、気品が高く、貴族が薬草として用いたのが最初です。その後、花が美しいことで庶民に観賞用として伝わっていきました。その後、江戸時代の文化文政、嘉永安政には朝顔が大流行して、朝顔バブルを迎えました。当時は江戸文化が爛熟を迎えていた時代で、人々はそれまでとは違う新しいもの、どちらかというと珍奇なものを求めるようになっていて、そういう時代の風潮と合わさり、人間の手で変化朝顔がどんどん作り出されていました。朝顔には、花の斑点模様の出現の原因となる動く遺伝子があったおかげで、変化朝顔が大量に出現したそうです。「朝顔に 珍花ができて 50両」という川柳も残っていて、1両4万円とすると朝顔の花に200万円、途方も無いことですねと話す高嶋さんでした。


         

8月5日(木):フェアリーズJapan


本日の「元気の現場」は、「フェアリーズJapan」のお話。高嶋さんが新体操に興味を持つきっかけになったのは、以前ラジオ出演して頂いた新体操元日本代表の畠山愛理さんの話だそうです。フェアリージャパンの新体操メンバーは365日間のうち、一年間の350日以上を共同生活で一緒に過ごすそうです。個性のぶつかり合いや好き嫌いなど、相当精神的負担にはなりますが、これをこなさないといけないそうです。しかも、このフェアリージャパンポーラに選ばれるのはものすごく大変なことで、全国からオーディションを行い、同じような身長、顔つき、手足の長さ、の人たちが集まり集中合宿を行います。更に毎年トライアウトがあります。コーチもメンタルコーチ、バレエコーチ、美容コーチがおり、美容コーチはフェアリージャパンのメンバーを同じメイクにして統一感を出さないといけないため、実際に見てみると誰が誰だかわからなくなるほどだそうです。一昨年の世界選手権の団体総合では、44年ぶりの銀メダルを獲得しているので、オリンピックも楽しみだと話す高嶋さんでした。


         

8月6日(金):アメリカのビジネスマンのバケーション事情

本日の「元気の現場」は、ドクター浅野が出演。今回は「アメリカのビジネスマンのバケーション事情」の話。アメリカのバケーションは最低2〜3週間と長期で取るのが一般的。ただ、長期取るのがかえって怖いとも言われています。たっぷりとお休みを取った後、帰ってきたら席がないということもあるそうです。自分が休暇中、誰に自分の代わりをさせるかがかなりデリケートな問題です。浅野さんが以前、アメリカの大病院の副院長を日本に2週間ほど招待した際、彼がアメリカに帰国すると彼の席は病院になかったそうです。日本に招待したことをすごく気に病んだと浅野さんは話しており、自分のことをよくわかっている部下を代わりにすることこそが1番怖い場合もあるということを教えてくました。


次回は8/9(月)~8/13(金)の番組内容をまとめてお伝えします。