6月14日(月)~6月18日(金)

高嶋ひでたけ元気の現場

         

6月14日(月):絵本

本日の「元気の現場」は「絵本」のお話。新型コロナウィルスの影響で子供と一緒に過ごす時間が増え、子供に読み聞かせるための絵本の売れ行きがかなり好調になっています。その中でも、前田海音(まえだみおん)さんという小学5年生が著者の「2平方メートルの世界」という絵本が話題になりました。北九州市主催のノンフィクション文学賞小学生の部では大賞も受賞しています。著者のみおんさんは生まれつき脳神経の持病があり、時折入院していたことの出来事を書いた作文が題材です。縦約2メートル、幅約1メートル、その周りを囲うカーテンの中が入院中の彼女の世界であり、全てだったそうです。素直な気持ちが文字になっていて、是非小さなお子さんのいる家庭では読んでいただきたいと話す高嶋さんでした。


         

6月15日(火):大学の学部

本日の「元気の現場」は、「大学の学部」のお話。最近では聞いたこともないような新しい学部をもつ大学が増えています。2021年4月に新設された学部の中に、武蔵野大学のアントレプレナーシップ学部というものがあり、「アントレプレナーシップ」とは「起業家の精神」、つまり「無から有を創り出す人の精神」を意味します。昨年、文部科学省がこれから世界に通用する人材育成として「アントレプレナーシップ教育」の推進を掲げたことが要因かもしれません。少子化を迎え、大学側もあの手この手で学生集めに必死なようではありますが、学びはしっかりできているのか心配になるのは年寄りだからでしょうかと話す高嶋さんでした。


         

6月16日(水):梅干し


本日の「元気の現場」は、「梅干し」のお話。唾液で検査をするPCR検査の際に唾液が出づらい人がいるため、梅干しの画像を見せられることがあります。梅の実は5月下旬から収穫が始まり、そろそろ梅干し作りの季節が到来します。梅は収穫したら塩漬けにして、梅雨が明けて熱くなった頃に土用干しをするのが良いと言われています。太陽の熱と紫外線で梅の殺菌作用を高めたり、水分量を減らすことで持ちをよくさせるなど様々な理由がありますが、今は塩分控えめにして冷蔵庫で保管するのが当たり前になっているため土用干しはあまり必要ないと言う料理研究家もいるようです。どの家庭でも台所を引っ掻き回していると古い梅干しが出てきたりしますねと笑う高嶋さんでした。


         

6月17日(木):嫌味な人

本日の「元気の現場」は、「嫌味な人」のお話。人間褒められて嫌な思いをする人はあまりいません。そして、身内を褒められると妙に嬉しく感じるものです。高嶋さんが最近嬉しいのは、自宅で飼っている保護犬が利口で、折に触れて賢いと褒められることです。友人とそんな話をしていると、ある話を思い出したそうです。ある友人は少し話し込むとすぐ、息子や孫が良い大学に現役で入ったとか、妻がいい大学を出ているなどと自慢話に持って行きたがるのです。それが、自分の大学は?と聞くと、屁のような大学だと答えるのだそうです。「私も同じような大学を出ているため、そんなこと言われては悔しいですよね」と話す高嶋さんでした。


         

6月18日(金):アメリカでの財団の許可申請

本日の「元気の現場」は、ドクター浅野が出演。今回は「アメリカでの財団の許可申請」の話。アメリカで財団を設立する手続きはとても簡単で、ドクター浅野が東京大学で血液学を研究していた頃の師匠である浅倉先生がペンシルバニア大学の教授になり、その浅倉先生が弁護士に相談をして書類を作ってくださり、それを副市長に提出して認可されました。浅野さんがアメリカで財団の認可を得たのは1983年ということで、もう30年以上経っていると教えてくれました。


次回は6/21(月)~6/25(金)の番組内容をまとめてお伝えします。