8月16日(月)~8月20日(金)

高嶋ひでたけ元気の現場

         

8月16日(月):猛暑に挑戦

本日の「元気の現場」は「猛暑に挑戦」のお話。夏の暑い時期に『猛暑に挑戦』という朝の番組を担当していたことがある高嶋さん。特集で何かやろうということになり、由比ヶ浜海岸でトウモロコシを焼いたり、神宮球場でビールを売ったりした時のことを話してくれました。駅弁スタイルでビールの小瓶をたくさん入れて急勾配のネット裏の観覧席を上がったり下がったり、今じゃ考えられないそうですが売れると気持ちが乗ってきて嬉しかったそうです。その特集の中でも一番大変だったことは“墓磨き”で、小さい墓石に水をかけると湯気が上がるほど熱さが染み込んでいて、それを大粒の汗をタラタラと流しながらこすり、終わったらその墓地にあった井戸の水を3杯程頭から浴びたそうです。あの爽快感は忘れられないと話す高嶋さんでした。


         

8月17日(火):海中生放送

本日の「元気の現場」は、「海中生放送」のお話。高嶋さんは神奈川県横須賀市の出身で、戦後間もなかった当時、夏の楽しみといえば“海”でしかなかったそうです。高嶋さんは素潜りがとても得意で、“素潜りのヒデちゃん”と呼ばれていたほど。ダイビングクラブの知り合いの紹介である日、水中マイクを試した事があるそうで、今はもうレギュレーターの内側にマイクがつけられていて有線のものではありませんが、当時は線をずっと伸ばしてそれを誰かが泳ぎながら抑えるというものでした。ある台風一過の朝、逗子にある海岸で8時から9時の生放送をやったときの事。寄せくる波をモーターボートで蹴散らしてダイビングスポットに行き、突き落とされるかのように水中に入った高嶋さん。何も見えない中30分近く一生懸命喋り、上に上がるといるはずの船が見当たらない。やっとのことで船を見つけた後は全員船酔い状態で放送どころじゃなかったと話す高島さんでした。


         

8月18日(水):ファミコン

本日の「元気の現場」は、「ファミコン」のお話。今年はコロナの影響もあってか、家にこもってゲーム三昧という人も多いようです。少し前に、1996年にアメリカで発売された任天堂の海外向けのゲームソフト「スーパーマリオ64」が競売にかけられ、ゲームソフト史上最高額の約156万ドル、日本円にすると1億7200万円で落札されたという驚きのニュースがありました。未開封で保存状態が極めてよく、主催者は“息を飲む品質”と紹介していたそうです。発売当時は99ドルで売られていたもので、それが156万ドルに化けたということになります。任天堂は元々トランプの会社で、それが今やメジャーリーグを買うほどの巨大な企業になっているということから、月日は経ってみないとわからないと話す高嶋さんでした。


         

8月19日(木):トマト


本日の「元気の現場」は、「トマト」のお話。夏の野菜の王様と思えるほど高嶋さんはトマトが好きだそうです。 現在主流になっている大玉トマトの代表は、タキイ種苗が開発した“桃太郎”という品種で、これまでのトマトに比べて糖度が高く、酸味が抑えられていて、育てやすいという特徴があります。まだ青くて硬い状態で収穫して、輸送の間に色づいて味もいいという品種が求められるようになり、桃太郎はバランスのいい味と見た目、輸送に強いところが人気の秘訣です。トマトと言えばなんと言ってもリコピン!いつもトマトを食べる時には老化防止に効くというのが必ず頭をよぎると話す高嶋さんでした。


         

8月20日(金):アメリカのビジネス社会

本日の「元気の現場」は、ドクター浅野が出演。今回は「アメリカのビジネス社会」の話。アメリカのビジネス社会ではみんな今日クビになるかもしれないと思いながら働いているそうです。2週間分の給料をもらって、“You’re Fired !”と言われてしまうと抗弁しようがありません。1年前にある会社をクビになった人が、翌年別の会社でナンバーワンになっているということはしょっちゅうあることだそうで、アメリカではどんな人間でもクビになったらそれは一つのチャンスだと考えられます。少し古い映画ではありますが、ハリソン・フォードの「ワーキング・ガール」やマイケル・J・フォックスの「摩天楼はバラ色に」などはアメリカのビジネス社会の凄まじさを理解するにはとても良いと教えてくれました。


次回は8/23(月)~8/27(金)の番組内容をまとめてお伝えします。