8月23日(月)~8月27日(金)
高嶋ひでたけ元気の現場
8月23日(月):傷が治りやすい絆創膏
本日の「元気の現場」は「傷が治りやすい絆創膏」のお話。昔はちょっとしたケガには赤チンやヨードチンキを塗って済ますというのが当たり前でした。ところが最近では、いろんなメーカーから傷が早く治る絆創膏が発売されています。傷が治るためには、外からのバイ菌や水分などの侵入を防ぐことが大切で、昔の絆創膏もこの目的のために使われていました。昔は傷を乾かすことで傷を治すと考えられていましたが、この考えが今では大きく変わっています。傷から出てくる体液には、細胞の成長や再生を促す成分が含まれているため、長く傷口付近に滞留させることで自然治癒力が高まるモイストヒーリングだそうです。傷口の治し方はこんなにも変わったのかとびっくりしたと話す高嶋さんでした。
8月24日(火):夏の思い出
本日の「元気の現場」は、「夏の思い出」のお話。高嶋さんは夏になると大学生の頃友達と海に行ったことやキャンプに行ったときのことを思い出すそうです。館山から30分程南にバスで下っていくと相浜という所があります。その近くに住む友達の親戚の家に寝泊まりをして、素潜りや釣りをして楽しんだそうです。もう一つ思い出すのは長野県の蓼科高原からずっと白樺湖の方へ下って行きキャンプをしたことです。ある晴れた日に、友人と河原にテントを張っていると、血相を変えた山岳パトロール隊の人たちから「台風が来るのにこんな所にテントを張っていてはダメだ!!」と指摘をうけました。その当時は文句を言われたことに不満を感じていましたが、その数十年後、注意喚起を聞かずに13名が亡くなったという水難事故のニュースを伝えた時に自分は命拾いをしたことを思い知らされたと話す高嶋さんでした。
8月25日(水):小豆
本日の「元気の現場」は、「小豆」のお話。最近小豆がちょっとしたブームになっています。自分で煮ると砂糖控えめでカロリーカットにもなります。ところが、小豆を煮るのには時間も手間もかかります。一度沸騰して茹でこぼさないと、アクが残って苦味が出てしまうとされていました。そんな中、名寄市立大学教授の加藤淳さんが小豆を簡単に調理する方法を発見しました。それは“煮る前にフライパンで2、3分乾煎りするだけ”とのこと。茹でこぼす必要がないので抗酸化作用のあるポリフェノールもそのまま摂ることができます。小豆には100グラムで赤ワイン2倍の量のポリフェノールが含まれています。また、カロリーはショートケーキの半分、食物繊維はごぼうの3倍でビタミンも豊富に含まれています。小豆を茹でたときの煮汁は朝食前に飲むとお通じがよくなってダイエット効果もあると話す高嶋さんでした。
8月26日(木):夏の暑さ
本日の「元気の現場」は、「夏の暑さ」のお話。今年の夏は新型コロナウィルス感染者がど んどん増える中での東京オリンピックが開催されました。次回は3年後のパリオリンピックです。パリというと一昨年の熱波到来で42℃という気温を記録しています。そんな中、パリはエアコンを使わない家が圧倒的に多いため、家の中で熱中症になり死亡した人が大勢いたというのがニュースになるほどでした。パリは由緒正しい場所で歴史的な建物も多いことで有名ですが、暑さ対策については考え治す必要がありそうですと話す高嶋さんでした。
8月27日(金):週32時間労働
本日の「元気の現場」は、ドクター浅野が出演。今回は「週32時間労働」の話。野口医学研究所は以前まで週36時間勤務を導入していました。朝7時40分までに出社したら始業から終業の17時まで、一週間で換算すると、半日休みを入れてもちょうど36時間働いたことになります。毎週金曜日の午後は、半日休暇をとらせて自分の好きな時間に使ってもらっていました。それをさらに発展させて、より「自己実現」への投資の時間を設けるために、6月1日から週休3日制で週32時間勤務をスタートさせることになったと言います。今では日本でも週休3日制を検討する企業が増えてきていますが、アメリカではそれは普通のことだそうです。他の日にシワ寄せが来ることを危惧する声もありますが、野口医学研究所では残業する人に対しては無能だと烙印を押されるそうです。週休3日制になったからといって給料が減るということは全くなく、従業員がのびのび働く環境づくりをしたいと話すドクター浅野でした。
次回は8/30(月)~9/3(金)の番組内容をまとめてお伝えします。