8月30日(月)~9月3日(金)

高嶋ひでたけ元気の現場

         

8月30日(月):夏休みの宿題〜昆虫採集〜

本日の「元気の現場」は「夏休みの宿題〜昆虫採集〜」のお話。8月30日になると、つい今でも宿題済ませたかな?という気分になる高嶋さん。夏休みの宿題というと昆虫採集を思い出すそうです。昆虫標本を作って学校へ持っていくと、皆似たりよったりのボール箱の中に虫ピンで採ったセミが並んでいましたが、お金持ちのおぼっちゃまの昆虫標本は本格的で博物館で使われているような、はめ込みガラスの入ったすごい箱に立派なギンヤンマやオニヤンマ、クワガタなどがいて、カブトムシにおいてはオスとメス両方がおり、ああいうのにちょっとヤキモチを焼いて一度だけ力を入れて頑張ったときがあったそう。その時に作った標本は朝、下駄箱の上に置きっぱなしにしてしまい、結局はネズミに食べられて無茶苦茶にされてしまったと話す高嶋さんでした。


         

8月31日(火):夏休みの宿題〜絵日記〜

本日の「元気の現場」は、「夏休みの宿題〜絵日記〜」のお話。高嶋さんは面倒なことは先に済ませて、ゆっくりと遊びたいと思う方で、絵日記も先に済ましていたそうです。そんな時に困るのが、天気をどう書くかだったとのこと。適当に雨を混ぜて“晴れ、晴れ、晴れ、雨、晴れ”と大体書いて海岸で遊んだ、蝉取りに行ったなど書いて提出していたそうです。普通であれば、間違いを正すことが先行されますが、先生はそれに対して叱ることはなく、感情がよく表れている情景が表現されている絵日記を見つけて褒めてくれました。皆さんもあの頃の先生は本質を見た接し方だと思いませんでしょうか?


         

9月1日(水):100歳の重み

本日の「元気の現場」は、「100歳の重み」のお話。先日、亡くなった母親の叔母から「ひでちゃん、私もついに100歳になった!」と電話がありました。日本では年間8万人も100歳になる人が誕生していますが、高嶋さんがこれまでに出会った長寿の方には、日野原重明先生や真名カントリークラブで毎日ゴルフをしていた内田収三がいます。内田さんは「百歳、エイジシューターへの道」という本を出すほどで、毎日死ぬまでゴルフをしていた人です。高嶋さんも2回ほど一緒にゴルフをしたことがあり、距離は出ないが、本当に上手で真ん中にしか飛ばないほどだったそうです。そんな死ぬまで元気だった内田さんも100歳のエージシューターを達成することなく、残念ながら99歳で亡くなってしまい、100歳はやっぱり大変重いものだと感じたと話す高嶋さんでした。


         

9月2日(木):薬味


本日の「元気の現場」は、「薬味」のお話。秋の味覚といえば「サンマ」、サンマ漁が始まりました。サンマといえば、大根おろしとスダチが欠かせません。メインじゃないのに、無いと物足りなさを感じるのが薬味です。薬味は薬の味と漢字で書くように、もともとは医学用語です。大昔の中国では、「甘い、苦い、酸っぱい、辛い、塩味」という5つの味を「薬味」と呼んでいたそうです。定番の薬味といえば、しょうが、ねぎ、みょうが、しそ、わさびなどがあります。薬味には食品の腐敗を防いだり、香り豊で食欲増進作用などの効用があり、薬味の多くは免疫力をアップさせたり、血行促進、疲労回復、滋養強壮の効果があることが知られています。“縁は異なもの海山超えて、わさびが刺し身のツマとなる。”という言葉もあるほどで、これは上手いなと結婚式の時に何度か使ったこともあるそうです。夏のビールの定番、冷や奴にも生姜やみょうが、ネギなどの薬味が活躍します。薬味の効用は大昔から厳然と私達の生命を支えてくれているので嫌わずにどんどん食べてみてくださいと話す高嶋さんでした。


         

9月3日(金):日野原先生に学ぶ長生きの秘訣

本日の「元気の現場」は、ドクター浅野が出演。今回は「日野原先生に学ぶ長生きの秘訣」の話。今月の20日に敬老の日を迎えます。今ではもう100歳の長寿というのは当たり前のニュースになっていますが、浅野さんと高嶋さんにとって身近な長寿者というと日野原重明さんだそうです。「カロリーをきちっとコントロールしないと長生きをすることはできない」というのが日野原先生の持論で、腹七分を遵守していたそうです。成人男性の摂取エネルギーは1日当たり1600〜2000kcalが普通ですが、絶対に1日1400kcalに収まるようにしていました。ただし日野原先生も人間です。ステーキやカロリーの高いものを食べたくなる日もあります。そんな食べ過ぎたと思う日は、残り食べるものをうまく2日間で分散させ、2日で2800kcalに収まるよう心がけていたそうです。長生きの秘訣、見習いたいですね。


次回は9/6(月)~9/10(金)の番組内容をまとめてお伝えします。