10月:免疫力アップレシピ

プレーンヨーグルトと栄養価の高いアボカド、きな粉から作るソースの3層からなるプディングです。一緒に食べると3層それぞれの個性的な味わいが不思議と調和する、おもてなしにもぴったりのデザートです。

ヨーグルトとアボカドのプディング きな粉のソース250カロリー1時間15分

注目の栄養素
  • 食物繊維・ビタミンE

管理栄養士のヘルシーメモ

ポイント①

ヨーグルトは腸に良い影響を与える「善玉菌」を含むプロバイオティクス※1の食品です。ヨーグルトを食べることで直接腸内に生きた善玉菌を補い、腸内環境の改善効果をもたらします。

ポイント②

きな粉やアボカドは、「オリゴ糖」や「食物繊維」が豊富に含まれているプレバイオティクス※2の食品として、腸内細菌の餌となり良い腸内細菌を増やす働きをします。また、アボカドにはフリーラジカルと呼ばれる物質によるダメージから体を守る抗酸化物資のビタミンEが含まれている為、美容効果も期待できます。

ポイント③

プロバイオティクスとプレバイオティクスの両面からのアプローチで、腸の健康度を効率よく高めます。

※1プロバイオティクス【ヨーグルト、乳酸菌飲料など】


腸内フローラのバランスを改善し、カラダに有益な働きをする生きた微生物(善玉菌)、もしくはそれを含んだ食品のこと。

※2プレバイオティクス【オリゴ糖、食物繊維など】


腸内にいる善玉菌のエサとなり、善玉菌の増殖を促す食品成分のこと。

【材料】(プリンカップ4個分)
  • <アボカドの層>

  • アボカド

    1/2個

  • 牛乳

    150ml

  • 砂糖

    30g

  • 板ゼラチン

    3g(1枚1.5g)

  • <ヨーグルトの層>

  • プレーンヨーグルト

    150g

  • 砂糖

    30g

  • 牛乳

    80ml

  • 板ゼラチン

    3g(2枚1.5g)

  • <きな粉のソース>

  • きな粉

    30g

  • 牛乳

    150ml

  • はちみつ

    50g

作り方

  • アボカドは種と皮を除いて角切りにし、板ゼラチンは冷水に浸けてふやかしておく。

  • <アボカドの層を作る>小鍋に1のアボカドと牛乳を入れて、ハンドミキサーで滑らかになるまで撹拌する。

  • 2を沸騰する直前まで火にかけ、砂糖、1の板ゼラチンを加えて溶かす。

  • プリンカップに3を1/3ほどの高さまで注ぎ、30分ほど冷蔵庫で冷やし固める。

  • <ヨーグルトの層を作る>ボウルにヨーグルト、砂糖を加えて泡立て器でよく混ぜ合わせる。

  • 小鍋に牛乳を入れて沸騰する直前まで温める。そこにゼラチンを溶かしながら5を少しずつ加えて混ぜ合わせる。

  • 固まった4の上に6を注ぎ、さらに30分ほど冷蔵庫で冷やし固める。

  • <きな粉のソース>を作る。ボウルにきな粉、牛乳、はちみつを混ぜ合わせる。

  • 7の上にきな粉のソースをまわしかけ、茶こしできな粉(分量外)を振るってできあがり。

このレシピを教えてくれたのは

平尾由希 先生(フードコーディネーター)

長崎県出身。お茶の水女子大学卒。NHK報道局に勤務後、フードコーディネーターとして独立し、現在は企業の料理コンテンツやレシピ、メニュー開発などを手掛ける他、食のアドバイザーとして地元・長崎をはじめ全国各地の食の取り組みに携わる。