美健JUMP! ちょっと気になる不調ケアレシピ
9月:免疫力アップレシピ 注目食材:ヨーグルト、きな粉、はちみつ、アボカド
ヨーグルトとアボカドのプディング きな粉のソース
プレーンヨーグルトと栄養価の高いアボカド、きな粉から作るソースの3層からなるプディングです。一緒に食べると3層それぞれの個性的な味わいが不思議と調和する、おもてなしにもぴったりのデザートです。

調理時間:1時間15分 250kcal/人
【材料】(プリンカップ4個分)
<アボカドの層>
アボカド 1/2個
牛乳 150ml
砂糖 30g
板ゼラチン 3g(1枚1.5g)
<ヨーグルトの層>
プレーンヨーグルト 150g
砂糖 30g
牛乳 80ml
板ゼラチン 3g(2枚1.5g)
<きな粉のソース>
きな粉 30g
牛乳 150ml
はちみつ 50g
管理栄養士のヘルシーメモ
ポイント①
ヨーグルトは腸に良い影響を与える「善玉菌」を含むプロバイオティクス※1の食品です。ヨーグルトを食べることで直接腸内に生きた善玉菌を補い、腸内環境の改善効果をもたらします。
ポイント②
きな粉やアボカドは、「オリゴ糖」や「食物繊維」が豊富に含まれているプレバイオティクス※2の食品として、腸内細菌の餌となり良い腸内細菌を増やす働きをします。また、アボカドにはフリーラジカルと呼ばれる物質によるダメージから体を守る抗酸化物資のビタミンEが含まれている為、美容効果も期待できます。
ポイント③
プロバイオティクスとプレバイオティクスの両面からのアプローチで、腸の健康度を効率よく高めます。
※1 プロバイオティクス【ヨーグルト、乳酸菌飲料など】
腸内フローラのバランスを改善し、カラダに有益な働きをする生きた微生物(善玉菌)、もしくはそれを含んだ食品のこと。
※2 プレバイオティクス【オリゴ糖、食物繊維など】
腸内にいる善玉菌のエサとなり、善玉菌の増殖を促す食品成分のこと。
【作り方】
1. アボカドは種と皮を除いて角切りにし、板ゼラチンは冷水に浸けてふやかしておく。
2. <アボカドの層を作る>小鍋に1のアボカドと牛乳を入れて、ハンドミキサーで滑らかになるまで撹拌する。

3.2を沸騰する直前まで火にかけ、砂糖、1の板ゼラチンを加えて溶かす。

4. プリンカップに3を1/3ほどの高さまで注ぎ、30分ほど冷蔵庫で冷やし固める。

5. <ヨーグルトの層を作る>ボウルにヨーグルト、砂糖を加えて泡立て器でよく混ぜ合わせる。
6. 小鍋に牛乳を入れて沸騰する直前まで温める。そこにゼラチンを溶かしながら5を少しずつ加えて混ぜ合わせる。
7. 固まった4の上に6を注ぎ、さらに30分ほど冷蔵庫で冷やし固める。

8. <きな粉のソース>を作る。ボウルにきな粉、牛乳、はちみつを混ぜ合わせる。

9. 7の上にきな粉のソースをまわしかけ、茶こしできな粉(分量外)を振るってできあがり。
このレシピを教えてくれたのは

平尾由希 先生(フードコーディネーター)
長崎県出身。お茶の水女子大学卒。NHK報道局に勤務後、フードコーディネーターとして独立し、現在は企業の料理コンテンツやレシピ、メニュー開発などを手掛ける他、食のアドバイザーとして地元・長崎をはじめ全国各地の食の取り組みに携わる。